昨日は粟蔵水稲(株)の籾(もみ)乾燥調整施設の竣工式があり出席しました。

粟蔵水稲は現在32haの水田でお米を作っています。町野地区の農業の担い手として、今後も大いに期待されています。

町野地区には、他にも上野さん、松本さん、川原農産、池口農園、時国営農組合、松尾農園など頑張っている専業農家が多くあります。
さらに専業農家を目指して頑張る人も増えてきました。

皆さんには、地域経済にも大いに貢献していただいています。
本当にありがとうございます。

私は、輪島市にとって、農業振興は重要な地域振興策のひとつだと思っています。
世界農業遺産に認定されている地域で作られた素晴らしい食材を、もっと多くの皆さんに提供していければと思います。

市役所としても、今後、より一層、熱く農業に取り組んでいる皆さんを応援していきたいと思います。

そうした中で、粟蔵水稲の宇羅社長さんから、とても明るいニュースをお聞ききしました。

そのひとつは、北陸新幹線の「かがやきグランクラス」に提供されるお米に、選ばれたというお話しです。

宇羅さんも加入している奥能登の7つの農業生産法人でつくる「煌輝奥能登(株)」で対応するそうです。

そして、もうひとつが、サントリー系列の会社が運営するレストラン「響」でも、お米が採用されるというお話しです。響は関東圏で11店舗展開しているレストランです。

その関係者の方々が、近く、稲刈り体験も兼ねて、他の食材も求めて、輪島市へ来られるそうです。

聞いていてとても嬉しくなりました。
こうしたことの積み重ねが、輪島市の未来を明るくしていくと信じています。

もちろん、その場で、他の食材探しには、市役所も全面的に協力すると約束しました。

人口減少、地域経済の振興に特効薬はありませんが、輪島市に明るい兆しはいっぱいあります。

皆さんと一緒に力を合わせて、輪島市の未来を創っていきたいと思います。