おはようございます。
裏庭から見える岩倉山です。私にとって心が休まる風景です。毎朝必ず眺めます。

今日から、いよいよ9月議会が開会されます。昨日は、航空自衛隊輪島分屯基地の新しい司令、二宮啓彰さんが着任のご挨拶に見えられました。

輪島分屯基地の隊員の皆さんには、国防任務のほかに、市民まつりを始め、地域のいろいろな行事に協力頂いたり、参加して頂き、本当にありがとうございます。更に、災害時における心強いご支援に深く感謝を申し上げます。今後とも宜しくお願いいたします。

ところで、昨日は庁議が行われました。月に一度、市長、教育長、各部局長と共に一室に閉じこもります。今回は少し早く終了しましたが、各部局から出された、輪島市にとって重要な企画や問題について一緒に協議します。

昨日の議題の中から、とても大事なお話をひとつだけ。

皆さんもご存知のことと思いますが、令和3年に、曹洞宗大本山總持寺開創700年の法要が、輪島市門前町の總持寺祖院で行われます。

簡単に流れをお話ししますと、まず、令和3年に、總持寺祖院が能登半島地震からの修復をお祝いする落慶法要を執り行います。

その後、開創700年の法要が執り行われますが、それに合わせ、全国にある約1万5千寺の皆さんによる報恩参拝が大々的に行われます。当然、これは短期間では終えることはできません。もしかしたら1年以上続くことになるかも知れません。

改めて、總持寺祖院を全国に知っていただく、とても良い機会にもなると思います。そして何よりも、多くの方々が門前町に訪れることになります。

もちろん、宗教行事は總持寺が執り行いますが、開催地区としてのおもてなし、そして、この機会を活かしてのまちづくりは、門前町、そして輪島市が取り組まなければなりません。

禅の里として、また、總持寺との歴史的な繋がりの深い、北前船ゆかりの地として、改めてその可能性を認識する、とても大きな機会だと思います。

観光振興という点でも、門前町の皆さんはもとより、輪島市をあげて全力で取組む必要があると思います。

皆さん、力を合わせて、輪島市の魅力に更に磨きをかけていきましょう。