おはようございます。
今日、輪島ロータリークラブの定例会に出席して、少しお話をさせていただきます。昨日は、その原稿を作りました。
その中で、ひとつの事業の進捗がとても気になりました。それは、今年度から進めているIT関連企業などのサテライトオフィスの誘致です。
輪島市の当初予算の中にも、400万円の事業費が盛り込まれています。サテライトオフィスの開設補助、運営補助、体験用施設の開設などの費用です。
まだ、試行錯誤の段階ですが、市役所として先進地である徳島県神山町へも視察に行ってきました。ちなみに、私もプライベートで視察に行ったことがあります。写真は民家を改修したオフィスの一つです。
その視察の中で、IT関連企業の若い人たちの2〜3割は都会から離れ、地方で暮らしたいと思っているというお話を聞きました。
今後、全国的に働き方、生き方を考える若い人たちが増える傾向があり、都会から地方での暮らしを望むサテライトオフィスの需要は、確実にあると感じています。
豊かな自然と文化に育まれた輪島市です。そうした環境の中で、心豊かに生活したいと考える若い人たちは必ずいると私は思います。
多様な働く場を創るためにも、何とか成功させたいプロジェクトです。
ただ、なかなかアプローチが難しく、皆さんからの幅広い情報をいただきたいと思います。個人的なネットワークからの情報もとても重要だと思います。是非お願いいたします。
この件で、お世話になっている、輪島21世紀未来計画研究会の皆さんと一緒に、実現を目指して取り組んでいきたいと思います。
人口減少、過疎化が進む中で、輪島市が今後も魅力ある市として生き抜くためには、小さくても多様性、寛容性に富み、経済的にも豊かでなければなりません。
小さくても、「観光、漆芸、食、IT、禅」の分野で、日本に輪島市ありと、世界に誇れるような市を目指せたらと思います。