おはようございます。
市役所本庁舎2階ホールへ続く白い陸橋も、ここまで取り壊しが進んでいます。庁舎玄関もご迷惑をお掛けしていますが、今しばらくご協力をよろしくお願いします。
ところで、昨日、林業、製材業に携わる方々から、現状についてお話を伺いました。
私は子どもの頃に、毎週のように、亡き父親と山に出かけ、林業の真似事をしていましたので、多少なりとも手間暇をかけて育てた木を、今の木材価格で切る気にならない、という山主さんの気持ちはよくわかります。森林の荒廃には胸が痛くなります。
そして、林業は言うに及ばず、製材業についても、非常に厳しい状況だと聞かせていただきました。北陸では、廃業者がどんどん増えているとのことでした。
生業として成り立たなければ、森林保全、環境保全も理想論でしかありません。林業振興は非常に難しい問題ではありますが、真剣に考えていかなければならない問題だと思っています。
バイオマス発電、ペレット燃料、CLTなど、国内外では様々な取組が行われています。藻谷浩介さんの里山資本主義にも多くの取組が紹介されています。
日本では、森林環境譲与税も始まりました。輪島市において、能登において実現可能な林業振興策を皆さんと一緒に考えていきたいと思います。