おはようございます。

昨日に引き続き、「輪島かにまつり」についてのお話を。と言いますのも、この「かにまつり」、私も一個人として長年関わってきた能登國青年協議会が、輪島のズワイガニをブランド化しようと、19年前に始めたものなので、とても愛着があるのです。

現在各地で、かにまつりが行われていますが、その当時は石川県で初めてのイベントでした。今では、石川県としても、オスのズワイガニを加能ガニと名づけ、ブランド化に力を入れております。

ところで、小ぶりなメスのほうは香箱ガニと呼ばれていますが、「香りの箱」というのはとても素敵な名前だと思っています。ネーミングではメスのほうに軍配が上がりそうですね。

今人気の金沢おでんでは、この香箱ガニを使ったおでんをカニ面と言って、大変な人気です。香箱ガニは、卵でも外側の外子、内側にある内子と、味も食感も違い、中のカニ味噌も含めていろいろな味を楽しむことができます。

醍醐味ではオスの加能ガニに譲りますが、香箱ガニという名前に相応しい、味の宝石箱だと思います。

明日は、加能ガニ約千匹、香箱ガニ約五千匹を準備していると聞いております。リーズナブルにいただけるチャンスです。明日は天候も良さそうですので、お早めに「輪島かにまつり」にお越しいただきたいと思います。