おはようございます。

昨日から急に冷え込んでまいりました。インフルエンザも流行り出したようですので、皆さんも気をつけていただきたいと思います。

ところで、輪島市の税収は、年間約25億円ですが、家庭ごみなどの処理費に、収集費用も含めると、なんと、税収の約3分の1にあたる8億円以上もかかります。快適な生活を送るために、こうした目立たないところにも大きな費用がかかっています。

昨日は、新しいごみ焼却施設整備に向けての委員会が開催され、学識経験者の先生たちと一緒に、私も輪島市の代表として協議いたしました。

現在は、門前町原地区にある輪島・穴水RDFセンターで、ごみをRDF化して、志賀町にある石川北部RDFセンターまで運搬し、焼却しています。

RDFとは、ごみをお菓子のかりんとうのような形の固形燃料にしたものです。

当時は焼却炉から発生するダイオキシン問題があり、内灘町以北の市町が共同で、RDF化したものを焼却する方法を取りました。しかし、RDF広域処理方式が始まった平成14年度と比べ、今では技術も進歩し、直接焼却する方が、半分以下の費用で済むようになってきました。

こうしたことなどから、石川北部RDFセンターは、令和4年度末には停止することになり、各市町は、それまでに新たなごみ焼却施設を整備しなければなりません。

輪島市は穴水町と共同で計画を進めておりますが、整備費も運営費も非常に多額の費用を要しますので、十分に検討を重ね整備を進めてまいります。