おはようございます。
昨日の新聞で、輪島塗の海外展開も含めた今後の取組が載っていました。経済産業省によるクールジャパンプロデュース支援事業の支援を受けたデザイニングアウトの取組です。市役所2階ロビーでもその器を展示しております。
ここのところ、隈研吾氏デザインによるデザイニングアウト、オリンピックでの採用、タイガー・ウッズ氏へ渡ったZOZOチャンピオンシップでの優勝トロフィー、唐津くんちの曳山修復の受託など、輪島塗に関する話題が続いていますが、その他にも様々な取組が行われ、業界の皆さんがとても頑張っていることも聞いております。
重要無形文化財として指定されている輪島塗の伝統製法は、木製、布着せ、本堅地でありますが、輪島塗の凄さ、素晴らしさは、漆に関する様々な高い技術が産地内に蓄積していることだと思います。
しかし、輪島塗の生産額も平成3年のピーク時と比べ、5分の1近くまで落ち込んでおり、厳しい状況が続いています。
そうした中で、国内外に向けて、様々な漆の技術を展開させることこそ、輪島塗の技術を守り、更なる躍進へと繋がるのではないかと思います。今の12月議会でも、同様の趣旨での質問もありました。
私たちの誇りである輪島塗の発展を心から願っております。漆器業界の皆さんと力を合わせて、より一層頑張っていきたいと思います。