おはようございます。

昨日は議員全員協議会が開催され、今年から工事を進める、防災行政無線の整備内容について協議しました。

現在の防災行政無線が、老朽化していることもありますが、何よりも、国の法令の改正により、現在使われているアナログ電波から、デジタル電波に変えなければなりません。総事業費として、約13億6千万円という多額の費用を要します。

輪島市が採用する方式は、これまでの自治体独自の局を持つ方式ではなく、(株)NTT DATAが提供する携帯電話通信網を活用した減災コミュニケーションシステムを使う方式です。

これにより、整備コストを低く抑えることができるばかりでなく、実績などから、雷による被災も含めて、災害に対してより強くなると考えられます。また、携帯通信網は大きな社会基盤の一つであるため、故障時の復旧も早いと考えられます。

さらに、放送される音声が、より聞き取りやすいものになるなど、優れた点が多いため、この方式を採用し、来年の3月完成を目標に整備を進めていくことになりました。

皆さんも、何かお気づきの点がありましたら、市役所防災対策課まで、ご連絡いただければと思います。