おはようございます。
6月議会も、昨日の各常任委員会において付託議案が審議され、最終日の23日だけとなりました。

今議会も、コロナ関連の予算が多くありましたが、かねてからの課題であった合葬式墓所の実施設計費についても計上いたしました。

現在、市街地の市有墓地は、もう既に、雑然と密集した状態となっており、新規の墓地を建てることは難しくなっています。また、管理や承継する人がいなくなった無縁墓のような墓も散見されます。

さらに、最近の世情もあり、「墓じまい」や合葬式墓所を望む声が多くなってきていました。

そこで、以前より合葬式墓所の検討をしておりましたが、平成30年度に、整備予定地を久手川町の輪島霊苑跡地に選定し、令和元年に基本設計を行いました。そして、今年度に実施設計や使用料、管理方法などを検討し、来年度に整備したいと考えております。

整備の概要ですが、骨箱の状態で約300体が納められる納骨堂と、埋蔵用の袋に入れた状態で1,000体以上が保管できる埋蔵室を計画しております。

また、整備後は、市有墓地等からの移転につきましても、対応していきたいと考えております。